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初夏のクチナシの花が咲く頃や、秋のキンモクセイの季節になると「プルースト現象」という言葉を思い出します。
プルースト現象とは、嗅覚と記憶の間には密接な結びつきがあって、特定の匂いが記憶や感情を呼び起こす現象のことです。
作家マルセル・プルーストの有名な著書「失われた時を求めて」の中で、主人公が日常のふとした瞬間に嗅いだ匂いで子供時代のことを思い出す。という場面から名付けられたそうです。
その主人公は、マドレーヌを菩提樹のお茶に浸して口に入れた時の香りでした。
私の場合は蒸し暑い大気の中を漂うクチナシの香りで少々切ない気持ちになり、暑さの緩んだ空気の中で、どこからともなく風に流されてくるキンモクセイの香りになぜかわくわくするのです。
キャンドルにも様々な香りを付けたものがあります。
お気に入りの香りのものを見つけて、ほっと一息つきたいときに灯してみるのもよいものです。
アトリエレジェロのおすすめは森の香りとハーブの香りです。 香りのないキャンドルを即席アロマキャンドルにする方法もありますので、次回書きたいと思います。
2022年7月-2 れじぇろ
れじぇろ
偶然参加したイベントでキャンドル作りに出会う。
興味を持つと深みにはまる性格が幸い(災い)し
キャンドル教室に通い資格を取得。
キャンドルの多様性と可能性に夢中。
自然をテーマに暮らしに寄り添う
キャンドルづくりをしています。
キャンドルの灯りの温かさと癒しを伝えたい。
カフェ巡りと植物が好き。